USED NOTE

 ■スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 ■ケースファンの話 その5 ファンの厚さ

旬をすっかり逃してしまった感(?)もありますが、2ヶ月ぶりにケースファンの話を一つ。
今回は「ケースファンの厚さ」についてです。

店頭に並んでいる数多のケースファンを眺めてみると、ケースファンの大きさの他に厚みにも種類があることを確認できるでしょう。
主流となっているのは25mm厚であり、ついで37mm厚、12mm厚とラインナップされています。

DSCF0866.jpg

少々お見苦しい画像ですが、このように3種類の厚みのケースファンが出回っています。
この厚みが、ケースファンの性能にどのような影響を及ぼすでしょうか。

一つは、ファンが空気を掻き出す力である「静圧」に違いが見られることでしょう。
イメージするならばファンにゴミ袋などを直接隙間なくくっつけて、袋が一杯にまで膨らんだときに手で押すと袋の弾力に違いが出てる、という感じです。すなわち、ファンの羽根の間から空気が逃げにくいと言えるでしょう。

当然、袋を膨らますというのは用途外の使い方なので・・・
パソコンにとっては、いかに細かい隙間の奥のほうにまで風を送れるか、が重要になります。
特に、ヒートシンクのフィンに空気をぶつけるようなCPUクーラーでよく言われるようです。

CPUクーラーにもさまざまな種類が出回っており、フィンのピッチの荒い(隙間が多い)もの、ピッチが細かい(隙間が少ない)ものと多種多様です。
フィンのピッチが荒ければ静圧を稼げないファンでも十分に冷却することができますが、放熱量はフィンの枚数が減る分細かいピッチのものと劣ります。逆にピッチが細かければフィンの枚数も増え、放熱量も多くなりますが、静圧の稼げないファンだと十分に冷却できません。

なら「全てのファンを37mm厚にしてしまえばいい」と言う話に行き着くわけですが、ある問題が浮上します。
それが、もう一つの違いである「騒音の大きさ」です。

基本的に厚みが多くなると空気の掻き出す量が増え、騒音も増えてしまいます。
うるさいのならファンコン等でゆるゆると回してしまうまでですが、その代わりに風量やせっかくの静圧性が犠牲になってしまうというジレンマもまとわり付きます。性能と騒音の大きさはトレードオフの関係でしょう。

また、必然的に取り付けるスペースを取ってしまうという物理的制約も存在し、かなりの確立で何らかの部品と干渉してしまいます。よって全てのケースファンを37mmにしようとしても、なかなか上手くはいかないのが現実です。
スペースを取らせたくないのなら画像の右端にある12mm厚のファンも視野に入りますが、静圧性は一番低く風量も犠牲になってしまいます。
当然冷却能力も格段に落ちてしまうので、よくコンパクトPCやスリムPCで低発熱のCPU(Intel i3-2120Tなど)が好まれるのはこういう関係があるのからでしょう。
限られたスペースを有効に使うための特殊なケースファンなので、無理してATX規格のPCケースに取り付ける理由はないと思います。

その他25mm厚のファンと比べて出回ってる種類が少ないなど、手の入れやすさにも違いがあります。
冷却を重視し、スペースもあって音も気にならないのなら37mm厚のファンですが、一般的には25mm厚のファンのほうが風量的にも静圧性、スペースの専有性にもバランスが取れており、かつ種類も豊富であることから、無難な選択肢と言えるでしょう。
スポンサーサイト

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://hatoloblog.blog54.fc2.com/tb.php/307-bdee48ba

«  | HOME |  »

はじめに


検索フォーム


月別アーカイブ


カテゴリ

お知らせ (3)
日記 (204)
ニュース (6)
トラブル (2)
自動車免許奮闘記 (19)
パソコン (84)
ケースファン (27)
電子工作 (2)
自動車 (11)
【イラスト】総合 (39)
【イラスト】東方 (13)
【イラスト】擬人化 (4)
【ゲーム】総合 (8)
【ゲーム】東方 (4)
ニコニコ (3)
アニメ (1)
未分類 (9)
実験 (1)

最新コメント


リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


Counter


プロフィール

はとろん(はとろじー)

Author:はとろん(はとろじー)


pixiv




最新うp絵垂れ流し中
(※年齢制限イラスト有、注意。)

リバーシ

Super Reversi設置方法

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。