USED NOTE

≫ケースファン

 ■XFAN RDL1225S (12LN)

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<仕様>
・大きさ:120mm(12cm)角
・高さ:25mm
・製造元:XINRUILIAN 型番:RDL1225S (12LN)
・ブレードの枚数:7枚
・電圧:12V 電流:0.18A
・回転数:1200RPM
・接続方法:3ピンコネクタ
・ケーブル長:約46cm
・リブあり

ある物珍しさから、このファンを購入してみました。
XINRUILIANのファンに手を出したのはこれが2例目です。

先に動作音について話すと、1200rpmと静音モデルだけあって静かです。
風量はその分犠牲になってるのでしょうか、やや弱々しい印象でした。

外見について、特に変わった印象を持つ箇所は無く、現在の12cmファンにありきたりな形状をしています。
それにしてもXINRUILIANはファンケーブルを縒るのが大好きですねぇ。ケーブルがばらけないという利点はあるのですが。


さてこのファン、眺めていて違和感を感じた人はなかなか鋭い目をお持ちであると思います。
平凡なファンといえど、ある最大の特徴を持っているファンなのです。





分かりましたでしょうか?






ヒント

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この2つのファンをよく見比べてみましょう。
(左が今回購入したファンです)







答えは・・・





羽根のつき方が逆になってる事です。


つまりこのファンは、「動かした時に普通のファンと逆回転するファン」という事です。

ちなみにこの逆回転するファンは12cm角のファンにしか設定されていないらしく、まず逆回転するファン自体が珍しい物となっています。今あるファンも、一般的に出回っているファンもほとんどが正回転であろうかと思います。

しかし、疑問も残ります。逆回転させるメリットは何か、何故逆回転のファンが出回らないのか、という事です。
風を起こして空気を移動させるだけなら、(羽根を逆に付けた上で)逆回転でも支障は無いようにも思えますし、逆回転時のファンモーターの制御もそれほど難しくないように思えます。
正・逆回転で性能の差が出ないのなら、いっそのこと回転方向も統一させた方がよろしい、という関係なのでしょうか。

さて、逆回転であること以外はごく平凡であり、既にケースファンを持ってる方にとってもなかなか購入に踏みとどまらなさそうなファンです。
しかし今回あえて購入したのは、逆回転であるもの珍しさの他に、「ある実験」をしてみたい、と言う気持ちがあったからです。
その「ある実験」とは・・・次回の記事で詳しく話したいと思います。

 ■Turbine Master MACH 1.8

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こんにちは。

冬至を過ぎたのか、わずかながらですが日の落ちる時間が遅くなってきたように思えます。
これから春が訪れ、過ごしやすい季節となってゆくのでしょう。
丁度学生たちは受験シーズン。私も就職活動が本格的にスタートし、エントリーシートの作成や企業説明会の出席に勤しんでいます。

さて、以前から手に入れてみたいと思っていたファンをようやく入手することが出来ました。
あまりにもインパクトの大きい形状だったのでついつい手が伸びてしまいました。

DSCF0959.jpg

DSCF0960.jpg

<仕様>
・大きさ:120mm(12cm)角
・高さ:27mm(羽根までの高さは約25mm、半円状のキャップを装着した状態で約39mm)
・製造元:COOLER MASTER 型番:R4-TMBB-18FK-R0
・ブレードの枚数:16枚
・電圧:12V 電流:0.45A
・回転数:1800RPM
・接続方法:3ピンコネクタ
・ケーブル長:約53cm

その名もTurbineMaster。タビマスですよ、TM@S!
外観はその名に恥じぬ、見事なまでのタービンブレード形式となっています。

羽根の枚数はおそらく最多であろう16枚。
なるべく枚数を多くすることで1800回転ながら大風量を稼ごうというのが狙いです。
羽根の材質はもちろんプラスチックですが、表側はツヤツヤしているのに対し、裏側はザラザラとした質感です。
羽根の強度はやや弱いといった所でしょうか。半分むき出しになっている分破損のリスクが大きいような気がします。


DSCF0961.jpg

付属パーツにこのような半円球状のキャップがありました。
このキャップを・・・



DSCF0962.jpg


このようにファンモーター中心部に取り付けるわけです。
ますますジェットエンジンらしい外観になりました。


DSCF0965.jpg

横から見ての通り、羽根がフレームより半分むき出しになるように位置しています。
これにより狭いスペースでも横から吸気して風量を維持する、だそうです。


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羽根の枚数が多く掃除するにもうんざりな形状ですが、心配不要。
このようにファンを取り外して丸洗いなんてすることが出来ます。この取り外し機構はMAGMAファン以来ですね。

気になる動作音ですが、1800回転だけあって今あるファンよりも少しうるさく感じられました。ただ、「ファー」といった高音で上品な風切り音であり、個人的にはそこまで耳障りとは思いませんでした。
音のレベルで言えば、KAZE-JUNI PWM(1800rpm)>>TurbineMaster(1800rpm)≧MAGMAファン(1500rpm) といったところでしょうか。
自分自身は流体力学については詳しく知りませんが、おそらくこれだけ枚数が多くなることによって羽根1枚1枚の途切れ途切れの風が限りなく連続して来るようになって」いるからだと思います。

風量については少々期待外れ・・・いや、自分が期待し過ぎたせいかもしれませんが。
風量アップを図っているとはいえ、自分にとっては思ったほど風は来なかったなと思いました。
大体MAGMAファンと同じ・・・?
風量を稼ぎたいのなら1800rpmモデルですが、静音性を求めるのならば1200rpm、800rpmのものを買うのがお勧めです。

さて、インパクト大で個性的なTurbineMasterですが、弱点も存在します。
もちろん、先ほど言った羽根の強度の点もありますが・・・



DSCF0969.jpg

このように構造的にサイズのクーラー(忍者参とか)でよく使われるファンクリップを取り付けることが出来ません。
つまるところ、ファンクリップで取り付けなければならないCPUクーラーには、取り付けられないことになります。
まあ結束バンドなどで無理矢理くっ付けてしまうという手もありますが・・・
ねじ止め式であれば、基本的に取り付けることが出来ます。

 ■ケースファンのうんちく その6 ファンの軸受け

さて、新年早々ケースファン講座(?)を開いてみたいと思います。
今回は「ケースファンの軸受け」についてです。
ちょっと長いのでげんなりしちゃうかも・・・

ケースファンのパッケージに、よく「2ボールベアリング採用」云々といったような謳い文句が見られると思います。
これは軸受けにボールベアリング(以下BB)が2個入っているという意味であります。

その名の通りファンの軸なので、羽根の中心部に存在することは容易に想像できます。
ただ、普段は軸受けは確認できず、ファンを分解しなければ見ることが出来ません。
そのファンを分解してみた画像がこちら。

DSCF0948.jpg

このようにコイル部分と軸受け一式が見えます。
(このファンは元から外せる構造なので分解という表現はちょっと苦しいかも・・・)

ただ、これだとどういう構造かさっぱり分からないので、ほとんど自己満足で軸受けの断面図を描いてみました。

軸 - コピー

大まかに、このような構造になっています。
この図例では、2つのBBに支えられている形で支持されていますね。
(軸を固定するためのCリング、羽根部分は省略しました)

ところで軸受けにも種類があり、自分が確認できるものでは5種類確認されています。
先ほどの「2BB」の他に、「スリーブ」、「1BB」、「流体軸受け」と言ったものが見られます。

1:スリーブベアリング

軸 - コピー - コピー

比較的廉価なケースファンに採用されている軸受けです。
中空の樹脂、プラスチックに支持される形でファンの軸がはまります。

メリットは、製造コストが安く済むことでしょう。
逆にデメリットは、磨耗が比較的早く軸ブレが生じること、精度が低いことが挙げられます。
長く使おうとしても軸のほうがヘタってきてしまったり、磨耗していなくてもオイルが切れることで回らなくなってしまったりします。また、精度が高くないこともあり滑らかに回ってくれない個体もあります。
安価であると言うことが最大のメリットですが、長く使いたいと言う方にはあまりおすすめできません。


2:1ボールベアリング
軸 - コピー - コピー - コピー

軸が1つのボールベアリングで支持されている軸受けです。
スリーブ式のファンよりやや高級なファンに採用されています。

メリットは、滑らかに回ること、磨耗の心配がほとんど無いと言うことでしょう。
スリーブ式は面で摩擦しているのに対し、ボールベアリングは「点」で摩擦しているので抵抗が少なく、滑らかに回ってくれます。
またベアリング自体金属で出来ているので、樹脂で出来ているスリーブよりはるかに耐摩耗性が優れています。

デメリットは、ゴロゴロとうるさいことと、オイル切れでしょう。
ボールベアリングはすなわち中で金属の弾が転がっていることになるので、これが騒音の源になってしまいます。
またオイルが切れてしまうとベアリングが焼きつき、ファンが固着して回らなくなるといった点も挙げられます。


3:2ボールベアリング

軸 - コピー - コピー - コピー - コピー

軸が2つのボールベアリングによって支持されている軸受けです。
耐久性や信頼性、精度を重視した高級なファンに見られます。

基本的なメリットやデメリットは1ボールベアリングと同じです。
しかし、1ボールベアリングよりもさらに精度が高く、軸ブレもかなり抑制されるようになっています。
耐久性も高く、1ボールベアリングの上位互換といっても過言ではないでしょう。
その分、値段は張りますが・・・。


4:流体軸受け

軸 - コピー (2)

パソコンの静音化が進むうちに、最近このような軸受けが見られるようになりました。
中空の樹脂と軸とのごく僅かな隙間にオイルが封入されており、その上下にシールされるような構造になっています。
回転していないときは軸は樹脂部分に接触した状態になっているのが、回転しだすとオイルが軸の周りにまとわりつきながら軸が浮き、そのオイルが軸受けの代わりになるものです。
軸に溝が刻まれており、これによって回転したときにオイルの圧力が高まり軸を支持できるようにしています。

メリットは、軸が駆動時に接触しないという構造から軸受けの音がほとんどしないことでしょう。
また非接触であることから高寿命も期待できます。
デメリットはと言うと、封入されているオイルが抜けてしまうと使えなくなるといった所でしょうか。
また、ファンの値段がやや張ってしまうといったところでしょう。
オイル漏れのリスクはあるが、なるべく静かなPCを組みたいと言う方にはおすすめかもしれません。


5:特殊なもの

軸 - コピー (2) - コピー

こちらは、4つ紹介してきた中の、いずれの種類にも入らない軸受けです。
本来ファンの羽根側につくべき軸が、本体側のコイル一式のものと一緒に付いています。
また、軸の先端に金属の弾が乗っかるような形で羽根が支持されるようになっています。

実は一番最初の画像の分解してみたファンがこのタイプであり、どちらかというと軸受けが持つ本来の役割よりも、ファンを取り外せれるようにしたとメンテナンス性を重視しているものでしょう。
ただ、構造的にはスリーブ型のと変わらないので、メリット・デメリットについてはスリーブ形に準拠するものだと思われます。


基本的にどのケースファンも軸の潤滑が要となっており、オイルが切れるとシャラシャラと音を立てて調子が悪くなります。
よく軸に油をさして回復を試みるというのも見られますが、一時的には良くなってもすぐに調子が悪くなります。
シャラシャラと鳴り始めた時点で軸にダメージが及んでいる場合があるので、なるべく新品のファンに交換することが望ましいと言えるでしょう。

 ■分解成功

3個目のケースファンのプラスチックの部品を外すことが出来たので再掲載。

DSCF0934.jpg

この丸で囲った2箇所のツメを外します(同様のツメが反対側にも2箇所あるのでそれも外す)。
マイナスドライバーなどでこじって外してしまえばいいわけです。この時うっかり手を滑らせて怪我しないよう気をつけていきます。

DSCF0935.jpg

4つのツメが外れ、プラスチックのファンガードを取り外すことが出来ました。
ファンの羽根やラベルがよく見える状態に。ということで改めてスペックを掲載していきます。

DSCF0937.jpg

DSCF0936.jpg

<仕様>
・大きさ:80mm(8cm)角 (厚さ:37mm)
・製造元:DELTA 型番:FFB0812EHE
・ブレードの枚数:7枚
・電圧:12V 電流:1.35A
・回転数:5700RPM
・接続方法:特殊コネクタ
・リブなし

プラスチックの部品が外れ、あらわになったDELTAファン。
高回転ファンによくある整流用の板が吹き出し方向に形成されています。

スペックを見ると予想していた通り5700RPMと高速で、電流も1.35Aと大きさの割にかなりの大食いです。
マザーボードの3ピンに直接刺さるようなコネクター形状ではありませんが、刺さったとしてもまずマザーの回路にダメージを及ぼすような電流の大きさであることは間違いありません。

今回はオス側のコネクターを加工して無理やり接続して動作確認を行いましたが、正常に起動しました。
起動と同時に甲高い音が鳴り響き、ファンが自走し始めました。
自走すること自体はこの手のファンではよくあることですが、久しぶりだったのでちょっと驚きました・・・。


さて、2つの記事を跨いで3つのファンを紹介してみたのですが、これらのファンの使い道については(現時点では)まだ見つかっていません。
ケースファンの静音化、大型化が進んだ今では正直に言って過去の産物と思われるファンですが、それでも何か惹かれるような魅力があります。
それは、あらゆるパソコンパーツの中で、唯一目に見える回転体を持つパーツであるからかもしれません。
また、静音や高風量を求めた結果としての独特な羽根の形状に惹かれるから、というのもあるでしょう。


以下コメント返し。

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 ■JUNKなファン

本日の収穫。

DSCF0924.jpg

ふらふらと日本橋まで足を運んでみると、とある中古PCショップのジャンクコーナーのダンボール箱にこんなファンが積まれているのを発見。
物珍しさからついつい購入してみました。1個300円とオトク。ただしジャンクなので正常に動作するかは運頼み。

チョイスの理由:
・3枚羽根というめずらしさ
・一般にはなかなか流通してなさそう
うるさそう

ということで右のファンから順に紹介。

DSCF0925.jpg

DSCF0926.jpg

<仕様>
・大きさ:92mm(9cm)角 (厚さ:約32mm)
・製造元:DELTA 型番:EFB0912VHF
・羽根の枚数:3
・電圧:直流12V 電流:0.57A
・回転数:不明 3800RPM
・接続方法:3ピンコネクタ(マザーボード取り付け)
・リブなし

見た目を言うと羽根を除いては特に何の変哲も無いケースファンです。
羽根の枚数が3枚のみと今まで紹介してきたケースファンの中では極端に少ないシロモノとなっています。
風の直進性を高めるためなのか、静圧を高めるためにこうなっているのかはちょっと判明し難いものですが・・・。
あと、羽根の切れ味がとてもいいです(笑)。 間違えて動作中に指を突っ込んでしまったら簡単に指が切れてしまうかもしれません。ファンガード装着は推奨でしょう(用意してませんが・・・)。

この個体は、電源投入後、正常に動作してくれました。ただしジャンク品なので寿命のほどについては保証できませんが・・・。
3枚羽根とデルタ製なのである程度想像はついていましたが、かなり音が大きいです。
そのかわり風量は多く、1M先でも風を感じることができるほどです。


DSCF0927.jpg
DSCF0928.jpg

<仕様>
・大きさ:40mm(4cm)角 (厚さ:約28mm)
・製造元:Nidec(日本電産) 型番:TA150DC C34957-58 (TA~の方はシリーズ名の様でした)
・羽根の枚数:5枚
・電圧:直流12V 電流:0.29A
・回転数:不明11000rpm(ソフト読み)
・接続方法:3ピンコネクタ(マザーボードコネクタ)
・リブあり

4cmファンとしてはこれまたゴツいケースファンということで購入。
厚さが28mmと、なかなかのインパクトがあります。
おそらく1Uラックのサーバブレードから外されたファンであると推測されます。

こちらも、通電すると正常に動作しました。
音は、4cmファンとしては大きめです。サーバ向けであれば、静音性などは度外視されてしまいますが。
風量はなかなかのものです。今まで取り扱ってきた4cmファンとしては最大風量なのではないでしょうか。


DSCF0929.jpg

DSCF0930.jpg

<仕様>
・大きさ:80mm(8cm)角 (厚さ:約37mm)
・製造元:DELTA? 型番:不明
・ブレードの枚数:7枚
・電圧:12V 電流:不明
・回転数:不明
・接続方法:特殊コネクタ
・リブなし
・ファンガード、取っ手付

3個目のファン。
今までのファンとうって変わって、ファンガードやら取っ手やらプラスチックの部品に包まれた状態で積まれていたファンです。
こちらもサーバ機から外されたファンではないのかと推測されます。


DSCF0931.jpg

なぜかLEDがついていました。
正常動作を知らせるためのパイロットランプなのでしょうか?

DSCF0932.jpg

コネクタの形状も、かなり特殊です。

DSCF0933.jpg

こちらのファンは、まだ動作確認は行えていません。
というか、コネクターの形状が特殊すぎて、今もっているコネクターでは刺さる気がしません。
現時点では不明な点が多いこのファンですが、プラスチックの部品がばらせ次第再度掲載したいと思います。
まあ動作に関しては、羽根の形状や大きさから大体想像できると思いますが・・・。


以上3点、捕獲してまいりました。
たった900円でこんなに面白いファンが収穫できるので、だいぶオトクな面があります。
ただし、ジャンクパーツという性質上、壊れていたとしても返品はできず、寿命に関しても保障ができない場合が多いです。
そのためせっかく購入してもすぐにゴミ箱行きになることもあり、リスキーな選択ともいえます。
そのあたりを購入前に承知していただければ幸いだと思っています。
まあこんな風に使い道がないのにファンを買ってしまう僕は変態と言うことで

2012/1/9追記:型番C34957-58の回転数を記載しました

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